保健室へ行き、ベッドのカーテンを開けると、そこには保健室の担当医の茅野先生が眠っていた。呆れながらも内田は茅野先生を実験台と決め、彼女に装置を装着した。その数秒後、茅野先生の寝顔は赤くなり息も荒くなっていく。内田を含む数人の男子生徒に凌辱される夢を見ていた茅野先生は、夢の中の内田が絶頂を迎えたと同時に彼女自身も絶頂を迎え、夢から覚める。乱れた様子の茅野先生に、内田は彼女も悪夢を見ていたと考え、謝罪した。しかし、内田が去った後、茅野先生は彼の装置で見た夢こそが自分の求めていた夢だと気付くのだった。その後、男に集団で犯される夢ばかり見るようになった茅野先生は夢見装置の依存者第1号となってしまう。
次に内田は友人の隆也を被験者にした実験を始める。フラれた恋人との乱交に明け暮れる夢を見続け、遂に不登校となってしまう隆也。依存者第2号の誕生である。そして、今度は内田をライバル視する渡会が茅野先生の夢見装置を盗み、内田とセックスする夢を見る。これを機に、依存者3号となった彼女は内田との性交に明け暮れる夢ばかり見るようになる。
だが、内田の夢見装置がある時をきっかけにクラス中に広まり、依存者を続出させる事態となる。依存者たちは煩悩むき出しの夢に没頭し、不登校となる。自分の発明した機械が学級を閉鎖させる危険性があることを知った内田は、親友の灯明と共に機械の回収に動きだすが、依存者たちは現実でも異常な行動をとり始めるようになり、事態は恐ろしい方向へと加速していく。